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2014年5月17日土曜日

珈琲焙煎

普段の生活で、自分好みの珈琲を見つけたり淹れたりして楽しむ。
そのためのちょっとした工夫や知識を掲載してまいります。
不定期の更新ではありますが、よろしくお願いします。

第一回目は珈琲豆の焙煎(ロースト)による味の違いについて、、
珈琲店で"深煎り"とか"フレンチロースト"とか表記されてるやつです。

珈琲は元々茶色いと思われてる方もいらっしゃいますが、珈琲の生豆は↓のように緑色です。


香りもしませんし、これにお湯を注いでもエキスがほとんど抽出されません。。

生豆を加熱することで風味を作りだし、豆のエキスを抽出できるように煎ることが焙煎です。
↓は15分くらい煎ったところで、皮が剥けて茶色くなっていってます。


↓煎りすぎると炭に近くなっていきます。



煎り具合によって味がどんどん変わっていきます。
大まかにですが、、
煎りが浅いと酸味が強く、苦みは弱い。
煎りが深いと酸味が弱く、苦みが強くなります。

ですので、パンチの効いた苦みがほしい!という方は深煎りがおすすめ。
すっきりした酸味がほしい!という方は浅煎りがおすすめです。

 
煎りが深いものはアイスコーヒーやカフェオレ等のミルクものによく使われます。

カフェや珈琲豆屋さんで見かける表記に関しては↓の通りです。

浅煎り→中煎り→深煎り

もしくは

ライトロースト→シナモンロースト→ミディアムロースト→ハイロースト→シティロースト
→フルシティロースト→フレンチロースト→イタリアンロースト

※→にいくほど煎りが深くなります。一般的に、~ハイローストくらいまでが浅煎り、
フルシティロースト~ くらいが深煎りと呼ばれてますが、お店によって判断基準が異なります。
※甘味(主にショ糖)も煎りが深いほど弱くなります。
※深煎りのほうがカフェインが強そうなイメージを持たれる方もいますが、
カフェイン含有率は生豆でも焙煎豆でもほぼ変化しません。

豆の種類や状態によっても適した焙煎度の範囲が異なってくるため
なかなか奥が深い世界ではありますが、選ぶ際の参考になればと思います。


焙煎はご自宅でも↓のような煎り網で煎れますのでご興味ある方は試してみると面白いです。
煎りたての珈琲は、味が少し落ち着かないですがとても香りが良いです♪
フライパンや中華鍋でもOK!



※煙とチャフ(珈琲豆の皮)が大量に出ますので、新聞紙等をひいて、排気にご注意ください。
※上手に煎るコツは、強火の遠火で豆に均一に熱が加わるように手を動かしつづけること、煎り終わったら団扇やドライヤー等ですぐに冷ますことです。

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