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2015年7月12日日曜日

圧力鍋炊飯について

ご飯は炊飯器で炊いおりますが、
追加で炊くときは圧力鍋で炊飯をしています。
圧力鍋炊飯は何回かやらないと思うように炊きあがらないのですが、
今回は試行錯誤してわかったポイントを書いてみます。

圧力鍋炊飯の失敗パターンとしてよくあるのが
下の3つです。

1,水っぽい
2,芯残り
3,鍋底に大量に焦げ付き
※その他、甘味が少なくなる等も、、

水っぽくなってしまうのは加熱時間が足りない場合です。
炊きあがってから蓋を外して加熱すれば水分は飛びますが、
米が固くなったり焦げ付いたりもします。
芯残りに関しては、中心部が十分に糊化(でんぷんがのり状になること)されてない状態なので
浸水(吸水)させてから、蒸気抜きまでの時間が不十分な場合に起こります。
3に関しては加圧の火力が強すぎたり、火にかけてる時間が長すぎると起こります。

重要なポイントとしては
・浸水(吸水)をしっかりさせること。
・中心部まで糊化させるように熱を加えること
・水分をちゃんと気化させること。
・しっかり蒸らすこと。
・水分が飛んでから火にかけすぎないこと。

というところなのですが、、古米か新米か、夏場か冬場かでも大きく変わりますので
結局のところ下の工程を時間を計りながら何回も試す以外ありません!

研ぐ
※最初にかける水はミネラルウォーター等の水がいいです(一番吸水されやすいので)。
また、特に夏場は冷水を使い、やさしく素早く研ぎ過ぎないのが重要です。

吸水
※にがりや塩や炭を一緒に入れて炊くとふっくらしやすいです。

加圧【低圧】(弱めの強火)  
↓圧がかかって圧力鍋の赤いのが立ったら・・
加圧【低圧】(弱火)

消火
↓蒸らし
OPEN!

※低圧とは、高圧と低圧切り替えつきの圧力鍋使用の場合です。
パール金属のクイックエコ3層底切り替え圧力鍋を使用しています。

炊飯器よりは短時間でお米が炊けますので
圧力鍋をお持ちの方は気が向きましたらお試しください。
特徴として、炊飯器よりもちもちした食感になります。
弱火で少し長め(20分以上)に火にかけるほうが失敗は少ないですが、
これまたやってみないとなんともいえません。

※余談ですが、圧力鍋でお米が早く炊けるのは、、
お米を糊化させるのに、100℃前後ですと20分くらいのところ、120℃だと数分。
120℃に達する圧力鍋の場合は短時間で糊化できるためみたいです。


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